新しい層に迎合する事で自分の好きな映画ではなくなってしまうというのはわかるんだけど、新しい事を取り入れないのは業界の衰退を加速させてしまうジレンマ。どうせ衰退するのなら今のままでと考えるのか、衰退しまいともがき続けるのか。

テクノロジーの進化によってできるようになった便利な事が、恐ろしい未来と批判される。
これはかつて映画が誕生したときに、演劇やオペラの世界から言われた事だろう。
もっとも、私がテレビでもyoutubeでも倍速再生を愛用しているというバイアスがかかっているとは思うが。テレビはザッピングして見たい番組を見つけると、録画をするほどだ。追っかけ再生で1.3倍速➕CM飛ばしをするとあっという間に追いついてしまう。
昔は高級なビデオデッキにしか付いていない知る人ぞ知る機能という印象だが、今はYouTubeなど誰でも無料で倍速にできるし、見るコンテンツがなくなってしまう事もない。

本を速読する事や斜め読みする事は読者の自由であるように、倍速で見る人は増えていくのだろう。


インターネット老人会の会員になった私にとって、PCキーボードが一番早いので、ガラケーのテンキー入力やスマホフリック入力は時間的コスパが悪いという抵抗感から慣れるのに時間がかかった。

匿名ブログ世代にとってFacebookは扱いづらく、相手にどう見えているかがわからないのでずっと使ってこなかったのだけれど、Facebookの天下はしばらく揺るぎないようなので、こうやって使ってみる事にした。
歳をとって新しい事があらわれて、それが受け入れられなくても、そういう楽しみ方もあるんだというスタンスでいたいと思う。


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