風邪薬のマーケティング

今日夕方けっこうだるかった。風邪じゃなければいいが。
で、テレビを見ているとルルゴールドのCMがやってた。今の時期は風邪がはやっているのでCMくらいやるだろと言わそうだが、CMで言っていたことは、「ねつ、のど、なは、あなたはどんな風邪をひくか予想できますか?ルルゴールドならすべての風邪に良く効きます。ルルゴールドはいろんな風邪を考えている。」(「カード」篇)これ明らかにベンザブロックに対抗してますな。最近の風邪薬のCMソングと言ったら「日本の風邪にはルルが効く♪」より「あなたーの風邪に狙いをきめて、ベンザブロック」ですよね。まぁ、これは単純にベンザブロックがCMをバンバン打っているだけの話ですが。
SANKYOのページに行ってみると他にもCMの種類があって、
「家族みんなを考えている」「ダイス」篇
「効き目をしっかり考えている」
「飲みやすさも考えている」
カード編だけではベンザブロックへの対抗だけだと思ったが、他のを見てわかった。ターゲットが違う。ベンザブロックは独身の人向きで少し高くても良いから、良く効く物を。ルルは家族向けで、常備薬として置いておいて子供から大人まですべての風邪に効く。それぞれ自分の得意分野の顧客を強化したという感じか。

ベンザブロックってベンザRブロックと表記されているのだが、ブロックがただの一般英語だからベンザしか商標がとれなかったのだろうか?と思い調べてみると
http://www1.ipdl.ncipi.go.jp/syouko/TM_LIST_B.cgi?start=1&size=40&s_flag=1&stime=1103125910
やはり。なんだよベンザって!(多くの商品名が該当してしまうけどね)
この文章を書いていたら気持ち悪くなってきた。やっぱり風邪だった。風邪薬飲んで寝よう。俺が愛用している風邪薬はルルかぜ内服液(葛根湯エキス製剤)
http://www.sankyo.co.jp/healthcare/coff/co04.html
よく見るとけっこう高い。今までずっと親に買ってきてもらってただけなので、値段は気にしていなかった。でも高いからきっとすぐ治るはず。それで1日でも早く治した方が得と計算。その理論から行くと一生幸せになるン十万の壺も安いことになりますねwあくまでも効果があればですけど。