総選挙はてなの予測ずれ

総選挙はてなは、はてなアイデアの仕組みを用いて、参加者が各政党を仮想的な株式にみたてて取引し、選挙後の結果からはてなアイデアポイントを獲得するゲーム感覚の仮想市場でした。期間中は様々なメディアからも取り上げられ、インターネットを用いた新しい取り組みとして注目を集めました。

(中略)

選挙直前の総選挙はてなでの価格と、実際の選挙結果を見比べますと、自民党のパーセンテージが選挙結果では61.6%だったのに対し、総選挙はてなでは50.86%、民主党が選挙結果では23.54%、総選挙はてなでは31.34%など、予測のずれがありました。



引用元:はてなメールマガジン週刊はてな』2005年9月15日号 

さて、なんででしょうね?
ネットでのアンケートが簡単にできることもあって、ネットでのアンケートが活発になっていますが、これだけずれるとネット上でのアンケートの信頼性に問題が出てきますね。
今回の場合は目標が「実際の投票」と「仮想市場でポイントを獲得する」なので、目標が違った事によるずれかもしれませんし、サンプルの人数が少なかったのかもしれません。
その辺のことを置いておいてこのずれを考えると、以下のことが考えられます。

  • 総選挙はてななどの新しい物に飛びつく人たちは民主党支持が多い。
  • テレビは見ているけどネットはメールチェック程度とか、政治のことを考えるような総選挙はてなに参加しようとしない人(悪く言うと政治をあまり考えない人)たちは、総選挙はてなには参加しなかったが、テレビにながされて自民党に投票した。
  • 民主党支持者はひきこもりなので、ネットでは参加できたが、実際には投票できなかった。w